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こんにちは♪ふかぽんです。
巷では、「うんこ漢字ドリル」が話題になっています。
これは小学生向けの漢字ドリルで、全部の問題文に「うんこ」の文字が盛り込まれ、
子供達が楽しく漢字を学習できるよう工夫されています。
子供は本当に「うんち」の単語、話しが大好きですからね。
在宅介護でも、「うんち」は主役
一方、在宅介護の現場でも「うんち」は主役級の扱いです。
在宅介護をしていれば、排泄介助は避けて通れません。
そして多くの介護者は、排泄介助の行為に強いストレスを感じます。
私も介護歴が10年以上になりますが、今だに排泄介助は苦手でストレスを感じます。
排泄介助には排尿と排便がありますが、「うんち」の介助は、
より強いストレスを感じます。
介助の祭、尿の滴が手に付くことは多々ありますが、
便が指先などに付着した折には、ギヤ―!と叫びたくなる気持ちです。
介護者を守るという衛生面からすれば、
排泄介助の際は介護用手袋を使うべきですが、1日に6~7回ある排泄介助に、
いちいち面倒くさく手袋を着けていません。
せめて排便の介助は、介護用手袋を着けないといけませんね。
母はオムツではなく、リハビリパンツを着用しています。
寝たきりではないので、トイレで排泄が可能ですので、
オムツ交換ではなく、リハピリパンツ用のパット交換と
陰部を「お尻ふき」で清潔に拭いてあげます。
寝たきりの状態で、布団やベッドでの排泄介助に比べれば、
簡単で介護者の負担も少ないです。
就寝中の便失禁は大変だ!
しかし母は、これまで何度か就寝中に便失禁をしてしまったことがあります。
私は早朝に目覚めて、隣の部屋で寝ている母の様子を覗いてみると、
嫌な臭いが部屋に漂っていました。
「もしや?」と悪い予感が脳裏をよぎりました。
すぐに掛布団をはいでみると、嫌な予感は的中してました。
便失禁です。
うんちでパジャマの尻部や、タオルケットが汚れてしまっていました。
おまけに母親の指先や爪の間までにも、うんちが付着している状態でした。
尿漏れは、清拭(体を拭く)と、着替えを手際よく行えるのですが、
就寝中の便失禁の処理だけは、慣れず苦労してしまいます。
すぐに母親を布団から起こして、部屋の隅にあるポータブルトイレまで移動させ、
パジャマのズボンとリハビリパンツを脱がすと、便臭がプンーと漂ってきました。
軟便でしたので尻部から太ももまで、うんちがべったり付いていました。
まずはトイレットペーパーで体に付着した便を拭きとり、
脱ぎ捨てたリハビリパンツをレジ袋に入れ捨てました。
そして浴室に連れて行き、ぬるめのシャワーで下半身を洗い流し、
指先や爪の間まで念入りに洗いました。
ここまで便失禁がひどいと清拭だけでは、
清潔に拭き取れないのでシャワー浴させました。
リハビリバンツと洋服を着せて、ひとまず母の介助は終わりです。
寝室に戻ると、便臭が部屋中に漂っていました。
すぐに換気と消臭スプレーを噴射しました。
最後に便で汚れたパジャマとタオルケットを洗濯して終わりです。
このような事態になるのは、年に2~3回ですが介護度が重くなり、
寝たきりでオムツ着用の状態になれば、日常茶飯事な出来事でしょう。
まだまだ私の介護は楽な部類だといえます。
排泄介助は私自身も気が滅入って大変ですが、一番辛い、恥ずかしい、気持ち悪い、
と感じているのは、要介護状態となって介護されてる母親の方なのです。
介護される方も、介護者も出来る限り負担を感じず、
排泄介助が行えるよう工夫しなければいけません。
介護技術を学ぼう!
「習うより慣れろ!」という言葉がありますが、数をこなして慣れることも大切ですが、
やはり介護技術の向上も大切です。
何回も排泄介助を経験していても、間違った方法で介助していては、
介護される方、介護する方、双方に負担になってしまいます。
正しい介護技術を学んで、少しでも排泄介助の負担を軽くしましょう!
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最後まで読んで頂き、有難うございました。
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